しっかりとした旨味とドライな味わいにスチューベン特有の甘さのある香りが広がる仕上がりになりました。完熟スチューベンの自重で出てきた果汁(フリーラン)のみを使用して、そのままボトリングする田舎式発酵(ペティアンナチュール)で仕込んでいる、なんともピュアで贅沢な味わいのワインです。
ワイナリーコメント
イタリア語で、「はじめまして」を意味する「Piacere!」。ご挨拶代わりのこのワインは、ワイナリーをスタートした2018年に、自社ワイナリーとして初めてリリースした思い入れの強いワインで、それ以降、毎年仕込み続けております。仕込み方は、大きなタンクに、除こうした完熟スチューベンを満杯に入れて、自重で出てきた果汁(フリーラン)のみを使用して、発酵の最終段階でそのままボトリングする田舎式発酵(ペティアンナチュール)で仕込んでいる、なんともピュアで贅沢な味わいのワインです。スチューベン特有の香りに甘さはあるものの、飲んだ印象はとってもドライに仕上がっております。田舎式発酵ですので、抜栓時には、だいぶ強く噴き出す恐れがあります。一気に開栓せずに、ゆっくりとガスを抜きながらボウルの中で開けることを強くお勧めいたします。
また、このフリーランを抜いた後の果皮と種を醸したワイン(Ciao! Ciao!)は、今年の冬にゆっくりと寝かせてリリース予定ですので、同じぶどうから仕込んだ、このワインを飲み比べるのも楽しいですね♪
Fattoria AL FIORE
Fattoria AL FIOREは、蔵王山脈の麓、宮城県川崎町に位置するワイナリーです。
「AL FIORE」は、代表の目黒さんが2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前で「一輪の花」を意味します。「AL FIORE」という言葉には、みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、いつかお花畑のように、多くの人々の幸せへと広がるようにという願いが込められています。

その年に出会うぶどうを信じて、できるだけ自然のまま、ありのままに造る。それが目黒さん達のワイン造りの姿勢です。 年間約30種類弱のワインをリリースするFattoria AL FIOREは、人を本当に幸せにする「美味しさ」とは、ぶどうに対する想いや、毎日の手作業の丁寧さから生まれるとの考えでワイン造りをされています。

詳細情報
- 醸造家
- Hirotaka Meguro
- Wine
- Piacere! 2020 / ピアチェーレ
- Type
- Rosé Sparkling(泡ロゼ)
- Vintage
- 2020
- Grapes
- Steuben 100%
- Alcohol
- 11.9%
- Grapes grower
- 青森葡萄生産組合
- Area
- Inakadate Aomori
- Technical
- Wild Yeast,No sulphites,Additive free,Unfiltered
- Label Design
- 四季彩食 いまむら 女将 今村 由紀