自社畑メルローを主体として醸されたワイン。開けたてはピュアでふくよかな果実味が前面に。煮詰めたイチゴ、ラズベリージャムを少し感じる。時間経過でプルーンなどの自然な甘味も存分に感じるように。とっても優しい酸と軽く程よいタンニン。香りはローズ、ブラックベリーやレーズンの妖艶な香り。
ワイナリーコメント
Rouge.3 2017とはうって変わって、非常に軽やかなワインに仕上がっています。2019年は春から夏にかけて、霜が降りた以外は好天に恵まれ、順調に生育しました。ただ、夏が猛暑であり、収穫前に何度か台風が来たためブドウの樹が非常に弱り、秋になっても残暑が続いたため色づきが悪く、満足のいくブドウは得られませんでした。そのような状況の中ですが、10月中旬までという過去最長の待ちを行った上で収穫しています。1週間の浸漬、数日の発酵を経て樽にて熟成しています。1年弱の熟成を経て、昨年9月に瓶詰めしました。自分が栽培を専門としているために、テクニカルな振り返りを行なうとネガティブな言葉ばかりが並んでしまいますが、ワインの出来に関してはポジティブですので、ご安心ください。 2019年は今までのCOLTRADA Rougeより軽く、カジュアルにお楽しめいただけるワインになっております。それでいて大岡さん曰く、「妖艶な仕上がりになっている」ので、ご興味持っていただけたら幸いです。
COLTRADA
Coltradaは岡山県新見市にて保坂さんが営むワイナリーです。イタリアを旅したことがきっかけで始めたワイン造り。 ワインぶどうの栽培や醸造の研修を受けながら、2013年にワインブドウ園を開墾。

フランスで評価を得て日本に帰国した醸造家大岡さんが設立されたラ・グランド・コリーヌにて委託醸造を行い、2015年からワインをリリース。2021年に念願の自社醸造所を設立されました。

土壌のポテンシャルを引き出す方法を探求しつつ、ぶどうと向き合う保坂さんは、前職のオーガニック流通会社の経験、農家さんや生産者さんに寄り添い様々な現場を見てきた見地に裏付けられた栽培方法により、素晴らしいクオリティーのぶどうを栽培されています。

詳細情報
- 醸造家
- COLTRADA
- Wine
- COLTRADA Rouge.1 2019
- Type
- Red(赤)
- Vintage
- 2019
- Grapes
-
Merlot,
Cabernet Sauvignon,
Cabernet Franc - Alcohol
- 11%
- Grapes grower
- -
- Area
- Okayama
- Technical
- SO2 Free