少し濁りの強めなワイン。スチューベン100%。瓶の中で乳酸発酵が起きることで、ドライで、ほどよいタンニンの渋さ、微量の炭酸感。リリース時より瓶内熟成でさらに旨味が強く、味わいも落ち着き、より美味しく。
ワイナリーコメント
Piacere!の兄弟分にあたるワイン「Ciao! Ciao!」。大きなタンクに、除こうした完熟スチューベンを満杯になるまで入れて、自重で出てきた果汁(フリーラン)のみをPiacere!として使用し、タンクに残った果皮と種子で仕込んだワインがCiao! Ciao! となります。
果皮と種子の割合が、果汁に対して200%を使用しているので、タンニンもほどほどに出ております。このワインのアプローチとしては、発酵終了後すぐにおり引きして瓶詰めするため、オリが下がり切らずに、少し濁りの強いワインになります。
また、瓶の中で、乳酸発酵が起きることで、ドライで、少しタニック、少しシュワ。
こんなワインをイメージして仕込んでおります。醸し期間が長い分、来年までゆっくり待ってあげると、さらに旨味が強く、味わいも落ち着き、より美味しくお召し上がりいただけることと思います。
おすすめの温度帯も幅広く、7~13度くらいまでそれぞれ楽しめると思います。また、もし機会がありましたら、Piacere! との飲み比べも面白いですので、ぜひお試しください。
Fattoria AL FIORE
Fattoria AL FIOREは、蔵王山脈の麓、宮城県川崎町に位置するワイナリーです。
「AL FIORE」は、代表の目黒さんが2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前で「一輪の花」を意味します。「AL FIORE」という言葉には、みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、いつかお花畑のように、多くの人々の幸せへと広がるようにという願いが込められています。

その年に出会うぶどうを信じて、できるだけ自然のまま、ありのままに造る。それが目黒さん達のワイン造りの姿勢です。 年間約30種類弱のワインをリリースするFattoria AL FIOREは、人を本当に幸せにする「美味しさ」とは、ぶどうに対する想いや、毎日の手作業の丁寧さから生まれるとの考えでワイン造りをされています。

詳細情報
- 醸造家
- Hirotaka Meguro
- Wine
- Ciao Ciao 2020 /チャオチャオ
- Type
- Red(赤)
- Vintage
- 2020
- Grapes
- Muscat Bailey A 68%, Merlot 32%
- Alcohol
- 11.8%
- Grapes grower
- 青森葡萄生産組合
- Area
- Aomori
- Technical
- No Sulphites, Additive Free, Wild Yeast, Unfiltered
- Label Design
- 四季彩食 いまむら 女将 今村 由紀