今年はメルロー多めのアッサンブラージュで、例年よりいっそうリッチな仕上がりのブッチ。黒スグリやブラックベリーのような黒い果実感に、甘味を感じてしまうかのような凝縮された果実味と旨味が相まって、とてもリッチなフレーバーのワインです。
ワイナリーコメント
NECOシリーズ最後の7種類目を飾るブッチは、山形県大江町の新規契約農家・田中洋輔さんのマスカットベイリーAと、FAFシリーズのRossoでお馴染みの大野さんのメルローをブレンドした赤ワインです。黒スグリやブラックベリーのような黒い果実感に、甘味を感じてしまうかのような凝縮された果実味と旨味が相まって、とてもリッチなフレーバーのワインです。と言いますのも、今年は何を勘違いしてしまったのか、樽熟成していたマスカットベイリーAと同じ場所に重ねて置いていた、大野さんのメルロー(本来であれば、もうワンランク上のラインナップであるFAFシリーズのverde用に樽熟成しておいたもの)を、誤ってアッサンブラージュしてしまいました。(汗・笑)
結果、NECOシリーズというカジュアルラインながらも、とても深みと果実味に富んだブッチに仕上がっております!
開放槽にてマスカットベイリーAとメルローを混醸で(これは計画通り・笑)、10日間スキンコンタクト後に優しく短時間でプレスしたのち、オーク樽にて1ヶ月間熟成。
樽出し時に想定外のメルローをアッサンブラージュし、ステンレスタンクにて4ヶ月間熟成後にボトリング。
更に、3ヶ月間落ち着かせながら追熟させてリリースいたします。
Fattoria AL FIORE
Fattoria AL FIOREは、蔵王山脈の麓、宮城県川崎町に位置するワイナリーです。
「AL FIORE」は、代表の目黒さんが2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前で「一輪の花」を意味します。「AL FIORE」という言葉には、みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、いつかお花畑のように、多くの人々の幸せへと広がるようにという願いが込められています。

その年に出会うぶどうを信じて、できるだけ自然のまま、ありのままに造る。それが目黒さん達のワイン造りの姿勢です。 年間約30種類弱のワインをリリースするFattoria AL FIOREは、人を本当に幸せにする「美味しさ」とは、ぶどうに対する想いや、毎日の手作業の丁寧さから生まれるとの考えでワイン造りをされています。

詳細情報
- 醸造家
- Hirotaka Meguro
- Wine
- Bucci 2020 / ブッチ
- Type
- Red(赤)
- Vintage
- 2020
- Grapes
- Muscat Bailey A 68%, Merlot 32%
- Alcohol
- 11.5%
- Grapes grower
- Toshinobu Kazama, Ryuichi Fukui, Masatoshi Ohno
- Area
- Yamagata
- Technical
- No Sulphites, Additive Free, Wild Yeast, Unfiltered
- Label Design
- ito design studio