リンゴ果汁とスチューベンを使った泡もの。シードルの馴染みやすさに加え、上品な雰囲気もあり大人っぽさがあるペティアンに。和柑橘の苦みや若干のヨーグルト感、スチューベン由来の華やかさを感じられる。
ワイナリーコメント
特徴・空圧式のメンブレンプレス機にてスチューベンをホールバンチプレス(搾汁率約80%)
・JAから購入したリンゴを破砕
・搾汁してスチューベン果汁とブレンド。
・品種構成はサンふじが65%とスチューベンが35%。
・開放型のステンレスタンクにて野生酵母で発酵が始まるのを待つ。デブルバージュは行わず、発酵を促す加温も行わない。
・約2週間でアルコール発酵が始まり、仕込み始めてから約2ヶ月半後に発酵の終盤で瓶詰。 アンセストラル製法(瓶内1次発酵)で辛口に仕上げる。
・瓶内で6ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
・ブドウ果汁をブレンドすることで、当社のシードルと比べると若干アルコール度数は高くなるが その分味わいにボリューム感が出る。和柑橘の苦みや若干のヨーグルト感、スチューベン由来の華やかさを感じられる。開栓したてのフレッシュさも良いが、2,3日経ったまろやかさもまた良い。泡持ちも良くどんな食事にも合いやすい万能な1本。
注1・夜にうごめく得体の知れない何かを表現したく、夜行性は毎年決まったリンゴやブドウの品種を使用するのではなく、その年のごちゃ混ぜ感や遊び心を持って仕込みます。
注2・吹きこぼれ防止のため澱を取り除くデゴルジュマンをしていますが、若干の澱があります。温度が高いと吹きこぼれる可能性があるので、開栓前には冷蔵庫で十分に冷やして瓶を振らずにゆっくりと開栓して下さい。
LES VINS VIVANTS
アニメ的なイラストのエチケットで知る人も多いLES VINS VIVANTSは、長野県東御市で荻野夫妻が営んでいるワイナリーです。
荻野夫妻はフランスで多くのナチュールワインと醸造家たちに出会い、その考えに感銘を受け、目の前にあるワインが全てを語ることを知り、日本のヴァンナチュール造りを目指して2019年にLES VINS VIVANTSを設立しました。
荻野さんたちのワイン造りは、ぶどう本来の力を引き出した栽培方法の確立と、そのポテンシャルを隠さない醸造が特徴です。

身体にじんわり染み込んでいくような柔らかさを持ったもの。ハイテンションになるというよりも口角が少しだけ上がるような、そっと寄り添うワインを造りたいという思いでワイン造りをされています。

詳細情報
- 醸造家
- LES VINS VIVANTS
- Cidre
- 夜行性2021
- Type
- Cidre
- Vintage
- 2021
- Apples
-
サンふじ(JA購入リンゴ、東御市産)、Steuben(青森県産)
- Alcohol
- 9.5%
- Apples grower
- -
- Area
- -
- Technical
- SO2 Free, Wild Yeast