レヴァンヴィヴァンとしての新しいチャレンジ。リンゴ果汁に昨年リリースしたぶどうのマール(搾かす)を漬け込み発酵をさせたものです。鼻に抜ける香りや余韻にはワインに似たニュアンスを感じる。マールを漬け込むことで、より林檎の蜜感と複雑味のある深さが引き立ち国産リンゴだけでは感じられないバランスに。
ワイナリーコメント
特徴・JAから購入したリンゴを破砕して化繊の袋に入れて、空圧式のメンブレンプレス機で強い圧力で一気に搾汁。
・品種構成はサンふじ75%と秋映が25%+ベリーA2020の発酵が終わった搾りかす。
・開放型の木桶発酵槽(VAT)にベリーA2020の発酵が終わった搾りかすを漬け込み、野生酵母で発酵が始まるのを待つ。デブルバージュは行わず、発酵を促す加温も行わない。
・発酵終了後のブドウの搾りかすを使用しているため立ち上がりもはやく、4日ほどでアルコール発酵が始まり、仕込み始めてから19日ほどで発酵終盤になり瓶詰め。アンセストラル製法(瓶内1次発酵)で辛口に仕上げる。
・瓶内で14ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
・ブドウ由来の魅力的な香りとリンゴの蜜感やコンポート感が長期の熟成により調和されている。口に含むと発酵の終わった搾りかす(マール)のニュアンスを感じられ、マールを使用したことで厚みや複雑味が増し、ヨーロッパのシードルの雰囲気。
・開けたてよりも時間が経つにつれてブドウの印象が強くなり、泡がなくなってからも長く楽しめるシードル。
LES VINS VIVANTS
アニメ的なイラストのエチケットで知る人も多いLES VINS VIVANTSは、長野県東御市で荻野夫妻が営んでいるワイナリーです。
荻野夫妻はフランスで多くのナチュールワインと醸造家たちに出会い、その考えに感銘を受け、目の前にあるワインが全てを語ることを知り、日本のヴァンナチュール造りを目指して2019年にLES VINS VIVANTSを設立しました。
荻野さんたちのワイン造りは、ぶどう本来の力を引き出した栽培方法の確立と、そのポテンシャルを隠さない醸造が特徴です。

身体にじんわり染み込んでいくような柔らかさを持ったもの。ハイテンションになるというよりも口角が少しだけ上がるような、そっと寄り添うワインを造りたいという思いでワイン造りをされています。

詳細情報
- 醸造家
- LES VINS VIVANTS
- Cidre
- シードル 2020 こくう
- Type
- Cidre
- Vintage
- 2020
- Apples
-
サンふじ、秋映 、
マスカットベリーA(搾りかす)
(自社畑、JA購入リンゴ、東御市産) - Alcohol
- 8%
- Apples grower
- -
- Area
- -
- Technical
- SO2 Free, Wild Yeast