香り、味わいは、どこまでも穏やかで優しく。甘く熟したラズベリーやザクロを思わせながらも、決して主張しすぎないボディーバランスは、まさに心地よく染み渡る液体で、ずっと飲んでいられます。抜栓後も1週間以上は、日々穏やかに変化しながら、その時折の表情を楽しませてくれる、温かなワインです。
ワイナリーコメント
ワインは、人や風土そのものが反映されるアートです。私たちが敬愛してやまない大野さんだからこそ、毎年このワインを仕込んでいます。アッサンブラージュの割合などは、あまり細かく気にしておりません。ひとりの農家さんが、大切に育てたぶどうたちを、それぞれの方法で醸す。フィールド ブレンドに、それ以上の理由は存在しません。しかしながら、びっくりするほど、毎回うまくまとまります。香り、味わいは、どこまでも穏やかで優しくて。甘く熟したラズベリーやザクロを思わせながらも、決して主張しすぎないボディーバランスは、まさに心地よく染み渡る液体で、ずっと飲んでいられます。抜栓後も1週間以上は、日々穏やかに変化しながら、その時折の表情を楽しませてくれる、温かなワインです。
完熟したデラウエアを除こうし、アンフォラにて2週間のスキンコンタクト後、手で優しく絞り、バリックにてシュル・リーと熟成。オープンファーメンターにて、12日間スキンコンタクトしたメルローをプレスし、アンフォラにて、2ヵ月かけて発酵。シャルドネ、高尾、レッドミルレンニュームは混醸で2週間の醸し発酵後に、プレスして、さらにアンフォラにて発酵し、2か月間シュル・リー。ステンレスタンクにアッサンブラージュし、7ヶ月間の熟成後にボトリング、さらに7ヶ月間の瓶内熟成を経てリリース。
Fattoria AL FIORE
Fattoria AL FIOREは、蔵王山脈の麓、宮城県川崎町に位置するワイナリーです。
「AL FIORE」は、代表の目黒さんが2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前で「一輪の花」を意味します。「AL FIORE」という言葉には、みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、いつかお花畑のように、多くの人々の幸せへと広がるようにという願いが込められています。

その年に出会うぶどうを信じて、できるだけ自然のまま、ありのままに造る。それが目黒さん達のワイン造りの姿勢です。 年間約30種類弱のワインをリリースするFattoria AL FIOREは、人を本当に幸せにする「美味しさ」とは、ぶどうに対する想いや、毎日の手作業の丁寧さから生まれるとの考えでワイン造りをされています。

詳細情報
- 醸造家
- Hirotaka Meguro
- Wine
- Ohno Field Blend 2020 / オーノフィールドブレンド
- Type
- Red(赤)
- Vintage
- 2020
- Grapes
- Merlot 44%, Chardonnay 20%, Delaware 18%, 高尾15%, Red millennium 3%
- Alcohol
- 12%
- Grapes grower
- Masatoshi Ohno (Ohno farm)
- Area
- Yamagata
- Technical
- No Sulphites, Additive free, Unfiltered, Wild Yeast
- Label Design
- ito design studio Paper 潮紙